2024/07/17
新しい意見交換のカタチとは。
学会にブックカフェ登場
参加者の交流の場として、“ブックカフェ”を設置。カジュアルな交流の場を演出。
学会名 | 第67回日本形成外科学会総会・学術集会 |
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テーマ | Entrust the Future of NIPPON to You, Japanese Plastic Surgeon 日本の形成外科へ未来を託す |
会 期 | 2024年4月10日(水)~12日(金) |
会 場 | 神戸国際会議場・神戸ポートピアホテル |
会 長 | 寺師浩人(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学 教授) |
参加人数 | 3,400名 |
カフェラウンジを作ろうとしたきっかけは?
村田:
寺師会長から、
- これからの形成外科医を育むこと
- 若い形成外科医が飛躍する学術集会を奏でること
- 数年間、対面で議論することが許されなかった学術・交流活動を取り戻すこと
そんなコンセプトで学会を開催するので、なにかアイデアはないか?との言葉から検討してみました。
寺師会長は学会場でも堅苦しいスーツではなく、ビジネスカジュアルなスーツに帽子を被られるおしゃれな方で、コーヒーが大好き。
寺師会長のおしゃれなイメージと、今回の学会コンセプトを掛け合わせて、会場内に“カフェラウンジ”を作ろうと考えました。
思いついたアイデアは、“ブックカフェ” でのラウンジ交流
村田:
今回の開催会場である神戸国際会議場には、何もない広いロビーがあるだけでした。
ここを活かして何かできないか?と考えた時、学会視察の際に訪れた会場隣接のブックカフェでの体験を思い出しました。
そのブックカフェでは、学会の参加者と気軽に意見交換をし、快適で有意義な時間を過ごすことができ、この体験を今回の学会でも実現させたいと考えました。
予算の制約もありましたが、このロビーに仮設のカフェを設置することを提案し、決定しました。
“ブックカフェ”の本は、書籍販売会社に協力を依頼
村田:
学会では、参加者向けに専門書などを販売するために書籍販売会社が出展をする、という仕組みがあります。今回のカフェラウンジではこの特性を活かし、”ブックカフェ”という参加者にとっても書籍販売会社にとってもメリットのある形を実現させました。
テーブルや本棚・カウンターなどは今回の学会のみで使用する造作物で、椅子などはレンタルで手配しました。
また入口にはメニュー表を設置することで、より実際のカフェに近い形を演出しました。
学会におけるリアルでの ”情報交換“ の重要性
村田:
普段会うことが出来ない人と会うことが出来るのがリアルなイベントで、こうした場所に集うことで生まれる交流は、非常に重要な機会であると弊社は考えております。
今回のような”ブックカフェ”の一例のように、予算や条件などから最適なアイデアを提案し、実現に向かってお客様と伴走することで、より良い学会を作り上げることを目指していきます。
協力
- 「第67回日本形成外科学会総会・学術集会」
会長 寺師 浩人 様(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学) - 神戸国際会議場 様