Pick Up レポート

お問い合わせ

2024/11/07

約50ヵ国、約4,000名が参加する
大型国際会議の東京誘致に成功

産学官連携で、これまでの経験を生かした誘致のサポート

今回招致サポートさせて頂いた「IEEE International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing (ICASSP)」は、音響・音声・信号処理に関する国際会議で、毎年世界各国にて開催されており、日本での開催は1986年東京大会、2012年京都大会に続き3回目となり、東京では42年ぶりの開催となります。
2024年4月の韓国大会中に行なわれた理事会において、2028年の開催地が東京に決定しました。

写真

今回のICASSP 2028の招致活動において、私たちは強力にサポートしました。具体的には、東京の優位性をアピールするための立候補資料作成、東京都の誘致支援金の手続き補助、国際本部の東京視察への招聘対応、ビッドプレゼンテーションの準備など、多岐にわたる活動を行いました。

ポスター画像

国際本部へのアピールの大前提として「大規模な国際会議を開催できる施設かどうか」や「世界各国からその施設へのアクセスが容易かどうか」などが挙げられましたが、今回は音響・音声・信号処理に関する国際会議ということで、「世界の科学技術の一大中心地である東京」を打ち出し、さらに現代のトレンドとなっている環境への配慮やサスティナビリティへの取り組みを具体的に示したことで、開催決定へと繋げることができました。

国がMICE誘致を促進する中、世界における誘致合戦は激化していくことが予想されます
MICE 誘致の推進にあたっては、主催者の皆様と開催地コンベンションビューロー、PCOが連携しながら、産学官一丸となって取り組 んでいくことが必要です。また、併せて多様な地域の魅力を生かした誘致 と広 範な開催効果の波及の両立も実現して いくべきと考え、こうした連携体制の構築も目指しながら、 MICE 推進の取組を進めることに注力しています。

写真

PROFILE

高橋 令子

事業共創部 プロデュース局

前職を経て2004年より勤務。入社以降、一貫して国際会議の営業・企画運営を担当し、アカデミア・産業系・政府系等、多様な会議運営に携わってきた。現在は、コンベンション領域を中心とした事業創造、マーケティング業務等を担当。料理とワイン好き、ファーマーズマーケットで食材を買って来て、作るのが最近のマイブーム。

お問い合わせ

TOPへ戻る