2025/01/30
京都で感じる、学術交流と文化の融合
-学術交流を彩る、京都の心づかいと文化体験-
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学会名 | 第78回日本臨床眼科学会 |
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会 期 | 2024年11月14日(木)~ 17日(日) |
会 場 | 国立京都国際会館、ザ・プリンス 京都宝ヶ池 |
参加人数 | 10,000名 |
2024年11月14日から17日までの4日間、歴史と伝統の街、京都で「第78回日本臨床眼科学会」が開催されました。国内外から眼科学の専門家が一堂に会し、最先端の知見を共有するこの場は、学術的な成果の発表だけでなく、京都ならではの「おもてなし」によって、参加者一人ひとりに特別な体験を届ける場となりました。
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学会活動を支える特別な価値の提供
学術会議は、知識の共有だけでなく、人と人がつながる場でもあります。会場となった国立京都国際会館は、モダンな建築と自然美が調和し、学術討論にふさわしい静寂と集中を造成する環境が整えられています。開催期間中、京都の伝統文化や美しい景観が参加者を出迎え、学会活動を支える要素として特別な価値を提供しました。
上記以外にも、特長となる今回のおもてなし(心づかい)を5つ紹介します。
❶スケール感の大きな
生け花による装飾
参加者が会場間を行き来するホワイエに、大きな生け花を施しました。これにより、会場に急ぎ向かう参加者の心を和ませ、また今回の開催をより一層印象付けるものとなりました。
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❷仁和寺夜間拝観 仁和寺の夜
参加者の皆様に、見頃の最高潮を迎える京都の紅葉を体感していただけるように、1994年にユネスコの「世界遺産」に登録された真言宗御室派総本山仁和寺を特別に夜間特別拝観できる無料ツアーをご用意しました。講話と生演奏のプログラムもあり、凛とした空気感のなか耳を傾けることは、学会の雰囲気とは一味異なるいい意味での緊張感がありました。
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❸京料理でのおもてなし
懇親会では、旬の素材を使った京料理や、京都らしい装飾に彩られた一品一品が、参加者の舌と心を豊かに満たしました。この「食」のおもてなしを通じて、学問の合間にリラックスできるひとときをお楽しみいただきました。
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❹ホスピタリティルームの設置
宝ヶ池公園を臨む部屋を開放し、参加者の皆様にくつろぎのスペースを提供しました。京都の銘菓を揃えたリフレッシュサービスにより、参加者に束の間の休息を特別な時間として提供しました。
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❺京都らしいビジュアルで参加者を魅了
学会メインビジュアルには京都の伝統美を感じられる工夫が施しました。背景には、京都の自然や和のエッセンスを感じさせる穏やかな色調と模様をあしらい、訪れる方々を包み込むような温かみが伝わるようなデザインとしました。京都ならではの温かいおもてなしの雰囲気と、学術交流への期待感を存分に感じていただけたと思います。
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おもてなしが学会に込める意味
今回の学術会議では、眼科学における新たな課題解決に向けた議論が展開されました。日本の伝統的な「おもてなし」の精神が、こうした議論の場をより豊かにし、参加者全員が心地よく交流し、活性化の一助となったと考えられます。
京都の「おもてなし」は、単なるサービスではなく、参加者一人ひとりを大切にする心づかいの表現です。この精神が、学術交流の質を高め、新たな発見や協力関係の構築につながることが期待されます。また、国際的な参加者に日本文化の魅力を伝える絶好の機会ともなりました。
このように、学術と文化が融合した今回の学会は、参加者に深い印象を残すとともに、今後の眼科学の発展に寄与する貴重な場となったのではないでしょうか。
協力
- 「第78回日本臨床眼科学会」
学会長 外園 千恵 様(京都府立医科大学眼科学教室 教授) - 真言宗御室派総本山仁和寺 様
- 国立京都国際会館 様