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2018.07.26
岐阜市長良川鵜飼伝承館(長良川うかいミュージアム)
岐阜市を代表する伝統文化「長良川の鵜飼」の価値を発信。
長良川鵜飼を「伝え」「広め」「護(まも)る」ことを使命に。
JTBコミュニケーションデザインは、2017年4月より、岐阜市長良川鵜飼伝承館(愛称:長良川うかいミュージアム)の指定管理業務を開始しました。長良川うかいミュージアムは、1,300年以上の歴史を誇る長良川鵜飼を「伝え」「広め」「護(まも)る」ことを使命にしている岐阜市の観光拠点施設の一つで、例年5月11日から10月15日までと開催時期の限られている"長良川の鵜飼"について、オフシーズンにもその魅力を発信しています。
鵜飼は、鵜匠(うしょう)が鵜を使って魚を捕まえる漁法で、"長良川の鵜飼"は、清流・長良川がもたらす自然の恵みと、1300年を超えて脈々と受け継いできた人々の営みとが生みだした、岐阜市が誇る文化資産です。自然との共生が求められる今日、自然と人との望ましい関り方を示す"長良川の鵜飼"の価値は益々高まるものであり、岐阜市民に加え、この時代に暮らす国内外の人々から多くの関心を集める伝統文化でもあります。こうした長良川鵜飼文化を発信する拠点として、文化の伝承及び観光の振興に寄与することを目的に運営しています。
館内のみどころ
館内では鵜飼を詳しく解説しています。漁法についても、映像と模型を組み合わせて分かりやすく紹介し、体験を通じて鵜飼の理解が深まるような工夫がされています。見どころは、世界でここだけの絵巻物型スクリーンで観る「ガイダンスシアター」の映像や、参加体験型展示などです。
ガイダンスシアター
世界でここにしかない絵巻物型のスクリーン! 原寸大の鵜舟とリアルに伝わる音響・照明で、まるで絵巻の中に入り込むように、鵜飼を体感します。
鵜飼・長良川シンボルステージ
水中で鵜が鮎をとらえるダイナミックな瞬間をご覧いただけます。体験型映像装置で川底から見上げる視点で鵜舟を見て、鵜飼の醍醐味を体感!
担当者インタビュー
Q.あらためて、うかいミュージアムの魅力を教えてください?
A.長良川うかいミュージアムから徒歩5分ほどの長良橋のたもとに、鵜飼観覧船の乗り場があります。シーズンには、特定日を除き、午後5時45分ごろから鵜匠による鵜飼の説明が行われますので、鵜飼見物の前に当館を見学されると、より鵜飼の知識が深まり、鵜飼見物が楽しめると思います。
迫力のガイダンスシアターや、鵜が鮎を飲み込む瞬間が見られる映像などは、当館ならではの趣向です。クイズや体験展示もあり、老若男女のみなさまに満足していただける内容になっています。
Q.オフシーズンでも楽しめますか?
A.週末に、鵜匠による鵜飼の実演や説明を実施しています。鵜が鮎を飲み込む様子を間近でごらんいただけます。開催日など詳しい情報は公式サイトにてご確認ください。
・公式サイト https://www.ukaimuseum.jp/
Q.うかいミュージアムを拠点とした、地域の皆様との取り組みを教えてください。
A.温泉博覧会事業等を展開している、NPO法人ORGANと共同で、「かわべのじかんマルシェ」を開催。長良川畔での新しい時間の過ごし方を提案しています。毎回20店舗以上が出店し、毎回1,000名以上の来場者に足を運んでいただいております。
・「かわべのじかんマルシェ」公式サイト:http://nagaragawastory.jp/kawabe-marche-no2/
こういった取組みを通じて長良川の魅力を国内外に発信することで、地域の賑わいを創り出し、地域に関心を持つ人、また、地域を訪れる人を増やし、人々との交流拠点となるような活動を行っています。
■長良川うかいミュージアム 基本情報
- 住 所 岐阜県岐阜市長良51-2
- 電 話 番 号 058-210-1555
- 営 業 時 間 9:00~19:00(鵜飼シーズン:5/1から10/15まで)
9:00~17:00(鵜飼オフシーズン:1/4から4/30までと10/16~12/28まで) - 公 式 サイト https://www.ukaimuseum.jp/
当館でお過ごしいただいた体験が最良の思い出となるよう、心がけています。そして、当館の使命である、長良川鵜飼を「護(まも)る」「広める」「伝える」ために日々努力しています。