サーキュラーエコノミーの実現に貢献する材料・加工技術が集結
初開催「GREEN MATERIAL」 42社40小間が出展
コンバーティングテクノロジー総合展事務局(株式会社JTBコミュニケーションデザイン、以下JCD)と、株式会社加工技術研究会は、2023年2月1日(水)から3日(金)まで"環境×ものづくり"をテーマとした新規展示会「GREEN MATERIAL」 (グリーンマテリアル)を東京ビッグサイト東2ホールにて初開催します。
近年、製造業における環境対応は必須となり、サステナブルな製品であるかどうかが消費者の購買行動に大きく影響するようになってきました。初開催となる「GREEN MATERIAL」では、バイオプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの総称)や、プラスチック材料に生分解性を付与する添加剤など、42社40小間の展示が行われます。
パラレジンジャパンコンソーシアム(小間番号:2A-18)は、微細藻類ユーグレナに特有な貯蔵多糖であるパラミロンや、植物由来のセルロースなどの多糖類を使った新しいバイオプラスチックのパラレジンを展示します。ウエストワン(小間番号:2L-19)は、ポリエチレンやポリプロピレンを生分解性に改質するマスターバッチ添加剤、生分解性改質マスターバッチ「lyfecycle」を展示します。また、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて業種を超えた連携を行う業界団体クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(小間番号:2L-19)と、バイオプラスチックの普及促進に取り組む日本バイオプラスチック協会(小間番号:2C-19)が会員企業とともにパビリオンとして出展します。
なお、「サーキュラーエコノミーとサステナブル材料」と題し、各業界での取り組みを推進している4企業・団体の方に講演いただきます。アールプラスジャパン 代表取締役社長 横井恒彦氏は、社会課題である使用済みプラスチックの効率的回収、選別、再商品化を実現する取り組みについてご講演頂きます。サーキュラーエコノミー実現に貢献する製品・技術の最新動向を会場でご覧ください。
◆ 【初開催!】GREEN MATERIAL出展者 ~ 注目製品・技術
【!】感染対策で展示会場内の説明員を絞っている場合があります。取材希望の方は来場前にお問合せください。
パラレジンジャパンコンソーシアム [小間番号:2A-18] パラレジンー非可食バイオマスを高機能プラスチックに 「パラレジン」―微細藻類ユーグレナに特有な貯蔵多糖であるパラミロンや植物由来のセルロースなどの多糖類を使った新しいバイオプラスチックを展示。 |
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ウエストワン [小間番号:2L-19] (クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス内) 生分解性改質マスターバッチ lyfecycle(ライフサイクル) ポリエチレンやポリプロピレンを生分解性に改質するマスターバッチ添加剤。PEやPPにマスターバッチを2%添加するだけで、マイクロプラスチックを残さずに全体が生分解可能。マスターバッチを2%添加するだけで、元々のPEやPPの物性がほぼ維持される。 |
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森林研究・整備機構(リグニンネットワーク)[小間番号:2D-13] 改質リグニン(グリコールリグニン)を導入した高機能材料の開発 2020年に結成した研究コンソーシアム「高機能リグニン」にて、地域の森林資源を用いて、スーパーエンジニアリングプラスチック相当の性能と高い環境適合性を持つ新たなバイオベース材料の開発を行う。 |
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電通プロモーションプラス [小間番号:2C-13] 100%植物由来のバイオプラスチック PLANEO 独自の環境対応プロダクトソリューションとして、既存の100%植物由来プラスチックの代表格であるPLA(ポリ乳酸)に樹木から抽出される多糖類由来の添加剤を加え、これまで課題の一つであるとされた成型・加工性能を改善した。 |
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カネカ [小間番号:2L-19] (クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス内) カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet® 100%バイオマス由来で海水中でも生分解性を示すポリマー。化石由来のプラスチックと同様の成型加工ができ、食品や一般包材フィルム、カトラリー、ストロー、コンポスト用資材などへの展開を推進。 |
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広栄化学 [小間番号:2A-20] セルロース溶解イオン液体: KOELIQ®-SL01 2013年に100℃で20%以上の高濃度でセルロースを溶解できるイオン液体の開発に成功して以来、改良検討を継続。その結果、同じ高濃度で溶解温度を100℃から室温へ大幅に低減できるイオン液体を開発した。 |
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GSIクレオス [小間番号:2C-19](日本バイオプラスチック協会内) Mater-Bi プラスチックを消滅させる"ブンカイ"というアクションを。 特徴1:Novamont社が育てているバイオマス由来の原料にこだわり 特徴2:海洋でも土壌環境においても、完全に分解されることが実証済み 特徴3:欧州の様々な企業とパートナーシップを締結 特徴4:原料だけではなく、加工から製品化まで。 |
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いその [オンライン出展] 多層複合フィルム端材のFilm to Film化(マテリアルリサイクル) 端材2kg程でマテリアルリサイクル可能か無償で評価し、200kg程でトライが可能(有償)。ペレットのみならず、フィルム製品に加工しての提供も可能。 |
◆注目のセミナー 「サーキュラーエコノミーとサステナブル材料」のセッション全4本 ※敬称略
2月1日(水) 10:20-13:15 会場:東京ビッグサイト マテリアルステージ(東2ホール)
◇ 10:20-11:00
【基調講演】企業連携会社アールプラスジャパンによる使用済みプラ循環社会の構築
横井 恒彦 アールプラスジャパン 代表取締役社長
◇12:45-13:15
バイオプラスチックに関する国際標準化活動への取組みの経緯と今後の課題
諏訪 頼正 日本バイオプラスチック協会 国際標準化(ISO)アドバイザー
◇ プラスチック素材のトレーサビリティを可能にする資源循環プラットフォームの市場開発状況について
浜野 竜二 三井化学 DX推進本部 DX企画管理部 主席部員
◇ライオンのプラスチック資源循環の考え方と取組事例
中川 敦仁 ライオン サステナビリティ推進部 副主席部員
※聴講登録は座席が満員になり次第、受付を予告なく終了する可能性があります。
■来場登録はこちら > 展示会公式ウェブサイト(https://www.convertechexpo.com/) ※完全来場登録制
■本展示会は「グリーン電力証書」を利用し、CO2が排出されない再生可能エネルギーを使用して
開催いたします。
「CO2ゼロMICE®」の詳細はこちら:https://www.jtbcom.co.jp/service/energy/co2zero/
■【新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン】 2023年1月17日
https://www.nanotechexpo.jp/main/pdf/covid19guideline2023.pdf
◆GREEN MATERIAL開催概要
名称:GREEN MATERIAL
主催:株式会社加工技術研究会
共催:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
開催日時・場所: 2023年2月1日(水) - 3日(金) 東京ビッグサイト 東2ホール
出展者数:42社・団体 / 40小間 ※2023年1月20日現在
公式WEBサイト:https://www.convertechexpo.com/index.html
入場料:無料(完全来場登録制)
同時開催展:nano tech / MEMS SENSING & NETWORK SYSTEM / ASTEC / SURTECH / TCT Japan
CONVERTECH / 新機能性材料展/ JFlex / 3DECOtech / ENEX / DER・Microgrid Japan
再生可能エネルギー 世界展示会 & フォーラム / InterAquaを含む14展示会同時開催
◆株式会社JTB コミュニケーションデザイン (JCD) 会社概要
所在地:東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング12階
代表者:代表取締役 社長執行役員 古野 浩樹
設 立:1988年4月8日
URL :https://www.jtbcom.co.jp/
- 本件に関するお問い合わせ先
- コンバーティングテクノロジー総合展 事務局
(株式会社JTBコミュニケーションデザイン 事業共創部 トレードショー事業局内)
萩 / 結城 TEL: 03-5657-0761