~女性管理職の実像と本音~ vol.2「女性管理職の本音とマネジメント行動に関する調査」
女性上司がいる管理職のほうが 「今の仕事が好きである」の割合が高く人間関係のよい、アイデアを出しやすい風土をつくる
【調査結果のポイント】
1.女性上司がいる管理職(男女とも)のほうが「今の仕事が好きである」と回答する割合が高い
非管理職の調査結果とも一致
2.女性管理職比率が3割以上の会社では、男性の管理職、男性の非管理職もモチベーションが高い
3.女性管理職のほうが、また女性上司がいる管理職のほうが「人間関係が良い」「アイデアを提案しやすい」風土を作る意識が高く、非管理職の評価とも一致
4.管理職として必要としているもの、1位は「良好な人間関係」、2位は「知識・経験」
5.仕事中の孤立感、管理職の33.2%が持つ
社内人脈に助けられる管理職59.7%、社外人脈を持っている管理職48.8%
女性管理職のほうが社内人脈を持つ割合が高い
6.「もし経営に携わることになったら、と考える」管理職、全体の34.2%
男性管理職のほうが肯定割合が高く、男女とも若い管理職ほど肯定割合が高い
7.女性管理職、および女性上司のいる管理職(男女問わず)は、女性管理職の広がりを認識し、ダイバーシティへの意識が高い
【まとめと提言】
(1)女性の上級管理職を増やし、組織全体の風土向上につなげる
(2)社内コミュニケーションを活性化させ、マネジメントの効果を高める
(3)男女とも若い管理職にも経営参画の機会を
(4)管理職自身に広く多様な視点を
組織運営の昨今の大きな課題の1つにダイバーシティが挙げられます。中でも女性が働きやすく活躍できる組織づくりは、多様化する顧客のニーズや加速する労働力不足など山積する問題への重要な解決の糸口となるものです。
このたび、JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTBコミュニケーションデザイン(以下JCD)は、ワーク・モチベーション研究所にて、~女性管理職の実像と本音~vol.2「女性管理職の本音とマネジメント行動に関する調査」をまとめました。2023年11月に発表したvol.1「部下から見た女性管理職のマネジメントに関する調査」との比較検討も行っています。
【調査概要】
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象者 全国の従業員100人以上の会社に勤務する20歳から69歳までの男女
【今回】管理職調査:部下が2人以上いる管理職の女性および男性それぞれ515人、計1,030人
【比較】非管理職調査:女性上司がいる男女、男性上司がいる男女それぞれ258人、計1,032人
実施期間 2023年9月15日~9月19日
- 本件に関するお問い合わせ先
- 株式会社JTBコミュニケーションデザイン 広報室
TEL:03-5657-0860